美容師の働き方

美容師の可能性

なにが起こるか分からない

明けましておめでとうございます。

2021年、始まって4日目になりますね。私はなぜか友達の家をキレイにしていました。でも全く苦ではなかったので好きなことなんだなと自覚しております。笑

さて私がそんな自覚をできたのもいろんなことを経験できたからこそ分かったことです。

新年でせっかくなので(!?)私の過去の美容師の経歴?のお話しをさせて下さい。

私は学校を卒業して三軒茶屋の美容室に就職しました。ですが半年でまさかの経営不振でリストラされるという社会人の幕開け早々すごい出来事が起こりました。初めの一歩から転んでしまった感じで3ヶ月ほど失業保険で暮らし、働かず家でドラクエばかりしていました。

当たり前ですが、「このままではいけない!」と思って先輩に誘われて激安美容室で働き、1日100人以上シャンプーしていました。給料は良かったけど私のイメージしていた美容師像とかけ離れて行くばかりでやる気もなくなって行きました。

そこで、2回目の「このままではいけない!」があり、自分のやりたかったデザインと技術に特化したサロンに再就職。技術第一主義、徒弟制度、上下関係がちがちでしたが意外にもその厳しさの中で自分の仕事が評価してもらえることが嬉しく、やっと仕事へのやりがいを見いだせていました。

メイクの技術も認められ、雑誌にも作品を載せてもらいました。ヘアーショウにもメイクメインディレクションさせてもらえてそれなりに充実していたのですが、福利厚生もなく、雑誌の仕事は休日同行なので休みもなくなり、「あなたに勉強させてあげている」という理由でお給料にも反映はされない。

※ノーコメントでお願いします…w

でも責任だけがふくれていき、ミスができない緊張する毎日が続いていきました。私はだんだんと気がつかないうちに心と身体が持たなくなりました。

あるときから仕事中に過呼吸が始まり、仕事が終わると涙が止まらない。ヘルニアで腰にコルセットをして仕事をし、手首は腱鞘炎がなおらない。もう自分が無理な状態になっていることをだれにも言えず、休むことも怖くて言い出せずにいました。

余談ですが、当時、仕事中に足がぱんぱんに腫れてしまい、中抜けして病院にいくと栄養失調と言われてびっくりしました。(今より10キロ以上太っていました)

そんなときに高熱がでてそれでも休む事への恐怖から出勤しようとして交通事故に遭い、救急車で運ばれ2週間入院することになりました。この時も無断で休んだらこわすぎるという意識だけは働き、救急隊員の方にお店に電話してもらいました。今考えると、体力も心もぎりぎりの中で働いてたんだと思います。

交通事故のおかげでやっと休めることに当時の私は怪我の痛みや高熱よりもほっとした感情しかなかったことを未だに覚えています。

これは限界だと、私はこの美容室を辞め、大手のサロンで働きましたがそこでも同じ事の繰り返しで、もう美容師の仕事に対して情熱がもてなくなって美容師を辞めることにしました。

そして前から住んでみたかった沖縄へ移住することにしました。25歳のときです。

本島には当時キャバクラのお仕事しかなく、キャバクラの仕事は私にはやっていける自信がなく、『バイト探しのan』(懐かしい…)で何気なく見ていたら”寮も食事もついてます!社保完備西表島の植物園の求人です”の求人文章と水牛の写真を2週連続でコンビニで見つけて「これは運命だ!」と感じて働く事を決めました。

 ※水牛にはつむじがあるんですよ!あとまつげ長い♡ ↑この海を水牛車で通勤してました!潮が引いていたら歩いてわたります ↑矢印水牛車ステーション

※独立して求人サイトに依頼する側になって知ったのは、2週連続でのってるのは当たり前だったということに運命でも何でもなかったんだ、と笑えましたが…笑

さて、西表島での生活で私は多種多様な人と出会い、水牛に海を渡るときに送り迎えしてもらい自然とふれあうことで、今までになく穏やかに過ごせることができました。

そして考え方が変わりました。

健康でいることの重要性や、ゆとりがあることで心が豊かになれること、器の大きさは年齢とイコールではないこと、不自由な生活だからこそ便利な生活への感謝、日常へ感動できることを学びました。

一年生活して、私はまた美容師で再挑戦することを決めました。

神奈川県の実家から通える場所で派遣で美容師の仕事しながら、同時進行で都内の学校へ通い技術のライセンスを取得しました。ライセンス取得後に長野県に移住し5年間働き、0からお客様数、売上、商品売上を積み重ね、全店トップを連続でとれるまでになりました。

そして、今、私は横浜で4店舗目の美容室を作っています。

何が起こるかわからないですね。

福利厚生にこだわる理由

私が福利厚生にこだわっているのは、自分が経験して保証がないことが本当に不安で辛かったからです。

そして自分と同じように仕事を頑張りたいけど心が耐えらなかったり、身体が耐えられず辞めていく人をたくさん見てきました。人のために無理して疲弊していく。休みや、お給料も上がらない中、責任という重圧が増えていくことで好きだったはずの美容師の仕事は辛い事へ変わってしまう。周りからも「そんなしんどい仕事は辞めた方がいい」と応援すらされなくなる。

せめてウミネコではこの流れを変えていきたい。

美容師の仕事がすきな人が頑張れる環境を作りたい。私が作っている環境は安心して働けること、自分の性格を発言が強い人に対して無理して変えたりしなくて良いことだと思っています。

苦しみを味わった人は相手に優しい。ウミネコが5年前にマンツーマンスタイルに変えた理由は相手(同僚)の目を気にせずにお客様に向き合ってお客様も自分の心も大切にしてもらうためです。

圧倒的リーダー、カリスマ性や先導力を持っている方は自分でサロンを作ることをおすすめします。

私が一緒に働きたい人は才能があるけど《2番手が向いている》このように主役を譲り、一歩下がってしまう方です。

いつでも再出発できる

私の経歴を見て頂ければ分かると思いますが、不器用に生きてきました。けして有名美容師でもなく、失敗や逃げの連続で性格も頑固でめんどくさい。でも、いろんな方と出会い、助けてもらい、学びをもらい、私だからできることをいつも考えて行動していきました。

その経験があったからこそ、一歩下がってしまう美容師さんへ私は美容師の働く環境において価値提供ができると思っています。

相手に信頼を得られる仕事をまず自分がすること。

ここを自分が間違えないように。

今は自分の心に無理しないで仕事ができる、時間を過ごせるようになりました。行動すれば変わります。出会いはきっかけになり、人との出会い、場所との出会いはかけがえのない存在へ変わります。

今年もそんな出会いがたくさんあることを願っています。

長文になってしまいましたがおつきあい下さりありがとうございました。

2021年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

ABOUT ME
フルセ ハナ
原宿、沖縄西表、長野県から神奈川県横浜市センター北に拠点を移し、顧客「0」からの独立。いろんな土地で過ごしたノウハウで女性サロンオーナーとして経営をしています。 2015年にネイルサロンロピを高校の同級生と立ち上げ、2016年アトリエサロンUminekoオープン 一人一人の幸せをテーマに美容師として、女性として、経営者として成長させるべく活動中です!

美容師の仕事が好きな人あつまれ!
ー私と一緒に働きませんか?ー

入院した経験や仕事の責任感で心が折れてしまった経験があるからこそ、仲間との距離感を大切にでき、家族も大切に 出来る休み方、身体も無理せずに40代以降も働きやすいサロンワークができる環境を目指しています。

“もっとチャレンジしたい”こんな人には個別でを応援できるような仕組みがあります。美容師をあきらめる前にもう一 度Uminekoで働きませんか?

Umineko美容室の求人詳細はこちら

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自分の幸せを見出しづらい。
サロンワークと事務とスタッフ管理で自分の時間が目減りしている。

様々な不安や悩みを抱えてる方がとても多いと思います。
なにをすれば良いのか、どこから手を付ければ良いのか。
どうやって解決していけば良いのか。

私も顧客「0」から独立し、当初は右も左もわからず様々な困難に直面しましたが、今では3店舗を経営をし、9年目になります。
一通りのことを経験してきたからこそ、今なら私がどうやって乗り越えてきたのか、危機的な状況をどうやって改善してきたか、身をもって体験したことをお伝えすることができます。

そのような不安や悩みを抱えている方に、少しでも私の経験がお役に立てばと思います。
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