不幸なのか、幸せかは他人は決められない
いまだに、初めてお会いする方に言われるのが、「美容師さんなんですね、それは大変ですね」と言う言葉。私からすると『？』なんです。みなさんはいかがでしょうか？
技術を覚えるまでは練習の日々、給与やお休みも少なかった。その時は確かに忙しすぎて大変でした。
でも私は不幸ではありませんでした。
苦しみやもがきはたくさんあったのですが、それは私がまだできない技術があり、自分の思い描く活躍が仕事でできていなかったからです。少ない休みを練習しにサロンに行っていたのも早く上手くなりたかったし、指名してくれるお客様で予約をいっぱいにしたかったからです。強制的にやらされているわけではありませんでした。
その先の未来に、自分のやりたかったことへの叶えうる理想があると確信していたからです。
自分の中に幸せがあること
『あなたを心配している』優しい言葉ですよね。
でも考えてみて欲しい。
相手を思う気持ちは時として相手の可能性を減らしてしまいます。心配からこちらに対していろんな情報を伝えてくれますが､その心配は本当は誰の心配なのか、を考えていくべきだと常々思っています。
心配は不安をよびます。言わなくて良いことは言わなくて良いのです。
相談されたときに、その時に相手を考えて一緒に気持ちをほぐしてあげれたら、それだけでいいのかもしれません。意見は求められたら答える。相手を自分の解釈で図ることは相手の可能性を狭めることでもあると思います。
極論、あなたの幸せがそこにしっかりあれば良いのではないでしょうか？
矛盾が起きていないこと
本当のかわいそうは、やりたいことができていないことではないでしょうか。
『お給料が安い』とか、『休みが少ない』ことが不幸ではない。
その人にとっては仕事の時間があることの方が幸せかも知れない。忙しい方がやりがいや承認欲求も満たされて生き生きすることだってあります。幸せの価値基準がお金や休みだとわかっていればそこを満たせる環境にいくことができます。一番、辛いのは自分が何を求めているか分からなくなり選択できなくなることです。
ヘアメイクをしたいのに、カット専門店で働いていたら？
サロンワークをしたいのに経営やスタッフ教育をしていたら？
チームワークを求めているのに一人サロンでオーナースタイリストしていたら？
今、なにか違う、と感じているならそれはやりたいこと（建前抜きの本心）と現実の乖離が起きている可能性がある。まずはその違和感にきづけるかどうか。そこからが勝負です。
なぜなら、今のその場所にいる方が楽だからです。そこからでるには､一度踏ん張っていかなくてはいけない。暖房の効いている部屋から外に出る感じです。
幸せとは？
表題からだいぶ離れてしまいましたが、相手に言われる言葉は、自分の本質を見抜いているわけでもないということです。
そう思うと、なんだかもっと自由に考えていいとおもいませんか？
働く事は、けして給与や休みだけではなく、誰と出会い、認めあえるか、補い合えるか、そして時に相手を（自分を）許容しながら関係性を深めていけるか、きっとこんなところに幸せを感じるのではないでしょうか。
私にとって今の仲間がいること、過去も含めて、経験があってよかった。辛い時期を若いときに体験しておけて良かったです。
そしてなによりも美容師の仕事ができたことは今も最高に幸せです。
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入院した経験や仕事の責任感で心が折れてしまった経験があるからこそ、仲間との距離感を大切にでき、家族も大切に 出来る休み方、身体も無理せずに40代以降も働きやすいサロンワークができる環境を目指しています。
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サロンワークと事務とスタッフ管理で自分の時間が目減りしている。
様々な不安や悩みを抱えてる方がとても多いと思います。
なにをすれば良いのか、どこから手を付ければ良いのか。
どうやって解決していけば良いのか。
私も顧客「0」から独立し、当初は右も左もわからず様々な困難に直面しましたが、今では3店舗を経営をし、9年目になります。
一通りのことを経験してきたからこそ、今なら私がどうやって乗り越えてきたのか、危機的な状況をどうやって改善してきたか、身をもって体験したことをお伝えすることができます。
そのような不安や悩みを抱えている方に、少しでも私の経験がお役に立てばと思います。
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